木彫刻で創作活動をしている中で、彫刻を改めて考えていくと
いろんな素材に出会います。
木の他に、
石膏・FRP(樹脂)・鉄・石・セメント・テラコッタ・・・。
例えば、街中で見かける像、美術館周りとかにある像・胸像
ブロンズ製ってわかりますよね、皆さん。
…末永く何百年と残っていくのです。
そんな中、様々な歴史がある中でよく利用されるのが彫塑用粘土。
専門的に『泥』『土』とか言われてるけど、これで原型を作ってます。
木・石の素材で造る場合は、エスキース(縮小版:美術用語)を作って
それを元に制作していきます。
自分は木という素材を昔から見て扱ってきてるけど、
過去に富山の先生にお話しを伺う機会があって
『木の等身は時間が物凄くかかるよ~、やってみて!』
やる気はあるけど、まだまだ彫塑活動の中で勉強すること盛り沢山^^!
直接、木素材に向かい合って造るって相当経験がないと出来るもんじゃありません。
それにしても、
立体で美術作品を造るようになって、
レリーフ彫刻が多い自分の作品の考え方が、最近変わってきたように思える。
ペーパーをかけたように綺麗に削ることだけでなく、荒削りで表現出すこともこれから考えていこうか。
まだ2年という浅い経験しかないのに大したこと言えませんが・・・ヤルしかないっ。
↑の写真は、今制作してる1/2スケールの全身像の手の骨格。
初めて作り出した時、自分の頭の中には無かったパーツ。
指先までも針金と麻紐で。